福島 花見山から十万劫山そして水沢(松川)のクマガイソウ
当山行は参加者3名の小じんまりした下見気分の緩い山行です。
計画では8:30花見山登山(お散歩?)開始が緩い気分が災いして登山口まで行くことに道迷い。
結局、30分ほど遅れてスタート。
しかも、入り口で現地の人に花見山公園の園内道を確認したものの、どうも会話が成立しなかったようで時計回り周回の筈が気付けば半時計周回になっていた。
そこは、融通無下の3名、周回には変わりなしと計画を変更。
花見山は桜の季節を過ぎ入園者は入り口で問い合わせた1人のみで他に誰も居ない。
それでも、真っ赤なツツジに囲まれながら山頂へ。福島市街と吾妻小富士が一望できる。
次は、十万劫山を目指す。緩い斜面の森林浴ハイク。偶々なのか道筋に倒木が目立つ。短いアンヨで跨いで通過。十万劫山頂に到着。十万劫とは100,000×1劫(劫は時間の単位で42億年だとか)で何と地球が出来て42億年ですからその100,000倍の長き時間を風光明媚と静謐を繋ぎ給えと行基菩薩僧が宣ったそうな。
出発点への周回戻りを開始。これが辛かったダラダラと車道を下るのみ。運悪く(良く?)日差しも出て来て全く辛い。登山口駐車場へ戻る途中の第2駐車場(こちらが広大で花見山には遠いがメイン?)近辺の茶店で休憩。
負け惜しみでなく、逆周回で良かったなと痛感。計画通りの時計回りだったら途中で飽きて中断したかも。何とか出発点へ戻る。
次はクマガイソウの群生地へ移動。
5/19までクマガイソウ祭りをやっているそうだが、もう既に終末期に入ってしまったとか。
両木村さんは昨年に比べて小ぶりになったとか精気が無いとか失望していたが、初めても私は絶滅危惧種の大群生に感動。地元の保存会の解説も育成に愛情を込めた話しぶりで素晴らしかった。クマガイソウは宿根1年草で地下茎の展伸と種子で増殖し1輪咲きが一般なのだそうだが今年は2輪咲きも散見されるそうだ。大ぶりで精気のあるクマガイソウの群生はどれ位凄いのだろう?
16:00過ぎに帰路に就く。17:30駐車場解散。(ハルオ)