栗子隧道は標高900メートルの位置に掘られた延長870メートルの山形県と福島県の県境につくられた山岳トンネル。明治と昭和時代に作られた2つが並んでいます。
米沢砕石が休みのため、事務所までの道路は封鎖されており、まぁまぁの距離を徒歩で進む。栗子川を渡った所でスノーシューを履き本格的にスタート。単調な道を続く中、七曲りの4曲がり目でトレースを発見し、藪漕ぎで七曲がりの先までショ−トカットし、隧道まで2km。更に単調な道が続き、希望的観測で大木を隧道入り口と見間違えたりしながら、やっと到着。
トンネルの天井からポタリと落ちる水滴が瞬時に凍って成長する氷の筍がにょきにょきと林立する冬限定の光景がそこにあった。方向転換しようとした際、バランスを崩し、とっさに氷筍につかまり破壊してしまった人約1名。案外見た目よりもろい…。昼食をすませ、帰りはショ−トカットせず、安全第一で下った。2日間の米沢雪山ミニツアー終了!おつかれ山。(あけみ)