仙台こまくさ会

仙台と近郊の中高年の山歩きとやまのぼり愛好会です。里山を登ります。会員募集中です。

2025年8月4日(月)~5日(火) 鳳凰三山(3人)

鳳凰三山周回

8月3日、青木鉱泉に素泊まり。翌8月4日5:58出発、ドンドコ沢コースを登る。

途中、迫力のある滝や岩場もあり変化に富んだコースだが、沢の渡河地点で道が消えたり誤った踏み跡が多くあり、油断をすると道迷いしやすいルートだ。甲斐警察の方々が捜索にきており、遺留品があったら通報してほしいとの依頼があった。一週間前に70代の方が一人で登り行方不明になっているとのこと。ルートを確認しながら、慎重に登る。12:39五色の滝着。ここでは、滝の真下まで近づくことが出来、迫力のある姿をみることができた。

14:30鳳凰小屋着。まだ杉の香が残る新しい綺麗な小屋だ。冷えたレモン酎ハイを飲む。美味い。また、デッキでは、トロンボーンの演奏会があった。奏者はかつて沖縄で音楽教師をしており、今は小屋で働いているとのこと。情緒たっぷりの演奏だ。上手い。夕食のカレーは甘口だが、カレーもごはんも食べ放題だ。

8月5日、4:00。天気予報と異なり雨模様、様子見をしていると雨は止み、4:50出発。ご来光は樹林帯の中だったが朝焼けが美しい。地蔵岳直下ではシンボルのオベリスクを見ることができた。周辺にはたくさんの子授け地蔵が祭られている。この中の一体を持ち帰ると子が授かり、二体にして返すという風習があったという。

ただ、西側には雲が低く垂れこめて、北岳はすの野しか見えない。風が強く、ガスが次々と湧いてくる。

8:24観音岳。晴れていれば、白根三山、甲斐駒ケ岳、富士山、八ヶ岳が一望できるという。頂上であった高齢の登山者は、40年前にここからの大展望に感動して山にのめり込んだと話してくれるが、想像力をたくましくしても、残念ながら全てはガスの中だ。やはり、登山は登山可能という天気ではなく、大展望を期待できる快晴を期して登るのが良いと思う。

9:50薬師岳。途中、地元のカメラマンに教えて頂き、岩陰に咲くタカネビランジの花と観音岳を一緒に撮影。美しい思い出の一枚となった。大展望は無かったが、固有種のオウホウシャジンも見ることができた。また、花崗岩の山らしい白砂清松の日本庭園のような山頂も楽しめた。

10:00、下山を開始すると、山頂部は雲の中だが富士山が大きく左右に裾野を広げて見送ってくれる。下山の中道ルートは樹林帯を抜ける長いルートだ。

15:13青木鉱泉着。下山後、すぐお風呂に入れるのは嬉しい。

南アルプスは山容が大きく、今回のルートはバラエティに富んだ登山道で、一人では容易に来ることができない山を楽しむことが出来た。これも同行してくれたメンバーのおかけだ。メンバーに感謝。(タンジ)